心リッチレシピ:子供と一緒にエレメントとフラワーエッセンスを語りませんか
今週も 心リッチに過ごす 星と花のスペシャルレシピ⑦
コロナウイルスによる私たちの生活への影響は、刻々と状況を変えていきます。日本では突然、子供達とたっぷり時間ができてしまったお母さんやお父さん、毎日をどうやりくりするか頭を悩ませているのではないでしょうか。地域によっては公園に行くことも止められているということで、元気な子供達を家に置いておくのは本当に大変です。
心穏やかでない日々が続きますが、いろいろなところで、子供との時間の過ごし方のヒントがシェアされていますね。インターネットやソーシャルメディアを使った愛の循環、そこに私たちも参加させてください。
今週と来週、2回シリーズで「子供と一緒に眺めてみる①宇宙とエレメントのお話と②振動とお花の力」をお届けしたいと思います。

あかちゃんだったころ、わたしたちはみんなお母さんのお腹の中で泳いでいました。お母さんのお腹のなかにあった水は、海の水と似た成分でできています。そのなかでゆらゆらと泳いでいました。
そして、オギャーと産声を上げた瞬間に、この地球の地上へやってきたのです。
わたしたちが住む地球。地球は火星や金星といった他の星たちと一緒に太陽の周りを回っています。

太陽はみんな知っていますね。昼間にサンサンとお日様のひかりを地球に届けてくれます。
夜になると星が見えます。宇宙の世界を垣間見ることができる時間です。宇宙はどこまでつながっているのでしょう。
太陽の一番近いところを回っているのが水星です。そして次に、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星という順で星たちは太陽のまわりを回っています。この8つの星たちは、広い宇宙の中で同じころに生まれた星の兄弟たちです。
そして、地球のまわりを月がくるくる回っています。
この太陽を中心に回っている8人兄弟の星の集まりが「太陽系」です。

この太陽系は、銀河と呼ばれるたくさんの星が集まった渦巻き(天の川)の中にあります。銀河系にはなんと1000億個の星が集まっていると言われています。銀河系という渦巻きからみると、私たちの住む地球のある太陽系はとてもちっぽけな存在です。
そして、この星の渦巻き、銀河系が何個も何個も宇宙にあると言うのです!
下の写真は、一個一個の光の粒がそれぞれちがう銀河系です。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:A_scattering_of_spiral_and_elliptical_galaxies.jpg
宇宙には銀河系が、もともと2000億個あると言われていました。そして最近じつは、その10倍の2兆個あるのではないかと言われ始めています。
宇宙がどれくらい大きいのか、まだよくわかっていないのです。10倍の2兆個が正しいとすると、、、、今私たちは宇宙全体の10%くらいしか知らないということになります。
のこり90%の宇宙空間には、何があるのか。
宇宙の10%しか知らないということは、私たちは宇宙についてほとんどわかっていないと言えるかもしれません。わからないところがそんなにたくさんあるのなら、宇宙人がどこにいてもおかしくない!
もしかしたら、全部を知らなくてもいいのかもしれません。
知らないことがまだまだたくさんある広大な宇宙に生きる私たち。
とてつもなく大きい宇宙から見たら私たちはとても小さくみえます。
周りにいる人たちに目を向けてみましょう。みんな背格好が違ったり、考え方が違ったり、話している言葉が違ったり。それぞれいろいろな違いがあります。そしてその違いが原因で、悲しくなったり、喧嘩になったり、仲間はずれが起きたり。
でもこれらの違いって、宇宙っていう大きなところから見たらとてもちっぽけな違い。私たちの形なんて光のひとかけらくらいにしか見えません。
「もっと大きな心を持って」とお父さんやお母さんに言われたことありますか。
それって、「宇宙視点」を持つってことと同じ。
嫌なことがあったら、ぐわーーーーーっと視点を上に上に、宇宙の先においてみよう。
そこにはおとなだって知らない世界がひろがっている。そこから見た自分はキラキラ輝く光の一粒。
その光をもっともっと明るくするには、愛を使えばいい。
お父さんやお母さんに、兄弟に、そしてお友達に。
コロナウイルスで学校に行けない毎日。こんな時、お家で家族と一緒に愛の交換をしてみよう。優しい気持ちで、優しい行動を、いつもよりちょっと多めに。
次回は、地球や私たちの生活が成り立つには、4エレメント(火・土・風・水)全てが必要なのと同じで、いろんな考え方を持った人がいることが大切というお話をしていきます。
【参考】
地球から宇宙へ、そして小宇宙である私たちの体中へ、オススメの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=8Are9dDbW24

ではお話を、地球上にすむ植物と私たち人間に移してみましょう。
太陽系が現れたのは、約46億年前と言われています。
1年365日、人の寿命は長くて100歳。1億年は、100歳の人生が100万回。さらにそれの46倍。とてつもなく長い太陽系の歴史の、私たちはほんの一瞬を生きています。
地球が誕生した時、あたりは非常に高温で、とても生き物が住める環境ではありませんでした。それがとても長い時間をかけて冷えていき、今のような海と大地が出来ました。

そして最初の生物が発生したのは、約38億年前。単細胞生物とも言われ、細胞が1個の生き物。水(H2O)の中で生息していたようです。
大人の人間の細胞の数は約37兆個とも60兆個とも言われていますが、最初は細胞がたった1個の生物だったのです。今でいうと、細菌やバクテリアみたいなものでしょう。そんな小さな生物も、周囲にあるアミノ酸や糖などを食べて生きていました。
それから数億年たち、まわりの食べ物を食べ尽くした単細胞生物は、次第に進化し、太陽の光を使って空気中の二酸化炭素(CO2)を食べ、酸素(O2)を排出し、これまた長い時間をかけて、地球には大気ができました。

私たち人間は、生きていくためにはエネルギーが必要ですね。そのために、私たちは「食事」をします。ご飯を食べ、そのご飯を消化し吸収し、細胞が分解された糖やタンパク質をさらに分解し、熱エネルギーを出して、私たちの体を動かしています。
単細胞生物もそうでした。「水」を利用し、二酸化炭素を食べ、炭水化物などのエネルギー源を作り、そして酸素を排出しました。現在でも、植物は水がないと枯れてしまいますね。それはエネルギー源を作り出すにの必要だからです。
ここで視点を変えてみましょう。
植物の成長に必要な水はなんでできているでしょう?
水の化学式はH2O。理科の授業で習った人もいますね。つまり、水素が2個、そして酸素が1個でできています。
水素原子は原子核が1個、そしてその周りを電子1個がものすごいスピードで回転しています。私たちが予想もできない速さで。

一説には、一秒間に5万メートルとか!
目に見えないスピードとは、正にこのこと。
酸素原子も、電子がそれぞれ原子核の周りを超スピードで動いています。そして水と二酸化炭素は太陽エネルギーを受け、くっついたり離れたりして酸素を作っています。
ものがくっついたり離れたりしたら、振動します。そう、元素がくっついたり離れたりの動きは、エネルギー(熱量)と振動・波動を生んでいます。
植物だけでなく、人間も、約70%は水分でできています。
血液だけでなく、身体中、水で満たされています。
そして、私たちの体の細胞をもっと細かく分解していくと、実はその95%は、酸素、炭素、水素、窒素でできています。
つまり、私たちの体も、電子が猛スピードで動きまくる、振動しまくる存在、波動を発している存在なのです。
植物も私たちの体も、そんな非常に細かい振動がひっきりなしに起こっているんです。あまりにも超スピードすぎて、実感がわきませんね。
不思議なことに、人には「心」があります。
体と違って、目に見えない「心」は、理科で習う化学式では表せません。
そして私たちの「心」には様々な感情があります。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり。

それを「言葉」という音を使って、他の人に伝えることもできます。
実は、植物も人間の簡単な言葉を理解できるようです。
私たちが発する言葉を感じ、「キレイだね」という言葉を受け取った花は、言葉をかけられなかった花よりも美しく長く咲き続けるようです。これは何故でしょう?
次回は、心と花の波動についてお話をしたいと思います。

今週もみなさまの毎日が心リッチでありますように🙏